今回の旅の国際線はANAマイルでとった成田ーメキシコシティのビジネスクラスでした。
メキシコに旅をするのを決めたのは、実を言うと・・・・
「どうせビジネスクラスに乗るなら、1秒でも長く乗っていたいから」でした（笑）
なんと言う平民思考。
平民だからいいんですけど （笑）
ANAメキシコシティ線ってANAの最長路線なんです。
そして、私が調べた限りですが、他の路線に比べて
特典航空券が取れやすい気がします。
メキシコに行くと決めたら次は、どこへ行くか？
トゥルム？カンクン？グアナファト・・・・？
実はトゥルムに泊まってみたいホテルがあったのでトゥルムを検討したのですが、
旅行の時期がハリケーンシーズンの終わり頃でした。
大丈夫だとは思ったのですが、
ハリケーンがきて帰れない！とかシャレにならないので、
トゥルム、カンクン方面は今回はやめました。
そして色々検討した結果、メキシコの美食の地と言われているオアハカに決めたのでした。
オアハカに決める際の決め手になったのが、
「オアハカチーズ」、「トラジューダ」でした。
何があっても絶対に「トラジューダ」だけは食べる！
そして、トラジューダは絶対「エルネグロ」で食べる！
と強い決意でオアハカに行ったのでした（大袈裟）
前置きが長くなりました。
目次
トラジューダってなに？
トラジューダはオアハカのピザ！？
トラジューダとはオアハカの郷土料理です。
大判のトルティーヤに、豆のペースト、オアハカチーズ、野菜、お肉などを乗せたものです。
オアハカ流ピザですね。
ラディッシュと繊維質な謎の緑の草と一緒出てきました。
めちゃ大きいのです。
あれ？私たち二人とも大きいのであまりオ大きさが伝わらないかな？
直径３０cmくらいあります。
ワカモレソース、チリソース、ライム、紫玉ねぎとチリの酢漬け（？）で
味変しながらいただきました。
オアハカチーズってどんなの？
オアハカで有名な食べ物の代表、オアハカチーズ。
スペイン語では 「Quesillo」（ケシージョ）
オアハカチーズは雪印の「さけるチーズ」の元祖と言われています。
毛糸のような球状で販売されています。
アバストス中央市場のチーズ屋さんです。
オアハカチーズをほどくところを見せてもらいました。
手前の女性がほどいて、その隣の女性が適切な長さに切りそろえています。
そしてそのあと、そのチーズを割いていました。
食べ終わってタクシーを待っている間にセキュリティーのお兄さんが
少し切って味見させてくれました。
味は雪印のさけるチーズと似ていますが、
こちらのチーズの方がチーズの味も塩気もしっかりしていました。
そして、見た目よりジューシーで美味しかったです。
日本に持って帰りたかったけど、まだ旅が続くので諦めました。
無限さけるチーズは夢と消えました。
トラジューダのつくりかた
パリパリに焼けた大判トルティーヤに豆のペースト、フリーホールを塗ります。
そして、次の人が糸のようにさいたたっぷりのオアハカチーズをのせます。
⬇︎
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半分に折って炭火で炙ります。
（写真奥に半分に折られたトラジューダが写ってます。）
そしてこれまた炭火でじっくり焼かれたお肉と一緒にお皿に乗せられて完成です。
どんな種類がある？
種類というか、トラジューダ自体は同じなので、
トラジューダのトッピングを選びます。
トッピングは、
牛干し肉 Tasajo
豚干し肉 Cecina
豚のあばら肉 Costilla
チョリソー Chorizo
牛ハラミ Arracherra
エビ Camaron
チーズ追加 Extra Quesillo
バッタ（！！） Chaplines
などがあります。
私たちは
牛干し肉（たぶん、牛・・・豚だったかな・・・・？）
豚のあばら肉を頂きました。
このお肉は焼きすぎだったのか、けっこう固かったです。
お肉は干し肉に軍配が上がりました。
トラジューダって美味しいの？
美味しいです！チーズ好きな人は絶対好きです。
パリパリの生地も香ばしくて美味しいし、とけたチーズがミルキーです。
そのパリパリ生地と豆のペースト、オアハカチーズの
食感の違いも楽しめます。
トラジューダだけだとお豆とチーズの味なので、
お肉を一緒に食べたり、一緒に出てくるソースやライムで味変しながら頂きます。
トラジューダを食べる時の注意
・サイズ
とにかく、サイズが大きいです。すごいボリュームです。
ひとつを分けようと思ったのですが、店員さんにひとつじゃ足りないよ。
と言われてふたつ頼みましたが、二人とも完食できませんでした。
ごめんなさい。
でも、まんぷく夫婦にはふたりでひとつでは足りなかったと思います。
複数人で行く場合はシェアするのもいいかもしれません。
・時間
時間ってなんだ？と思われるかもしれませんが、
トラジューダがテーブルについたら、できるだけ早く食べてください！
なぜかというと、冷めると、どんどん急速に固くなるんです。
私は豚のあばら肉を食べたのですが、このお肉もみるみる固くなります。
干し肉はそんなことなかった模様。
そして、中のチーズも固まってきます。
そしてなにより、この巨大なトルティーヤが
カッチカチになるんです。
本当にカッチカチです。
口の中に刺さりそうなくらい。
噛みきれない固い紙みたいになります。（なんだそれ。）
噛み疲れて、終盤は中だけ食べましたが、
中だけだと塩分がきつく感じてギブアップしました。
トラジューダがテーブルにきたら、味わいつつ、
食べることに集中してください！（笑）
トラジューダ専門店エルネグロ
オアハカでトラジューダを食べるなら？？
トラジューダはオアハカの名物郷土料理なので
トラジューダを出すお店がたくさんあります。
市場やレストラン、専門店もいくつもあるので、
オアハカでトラジューダを食べるのに困ることはないと思います。
オアハカのトラジューダといえば、エルネグロ！？
まんぷくがトラジューダをいただいたのは、
エルネグロ（Tlayudas EL Negro）というレストラン。
どうして絶対にエルネグロに行く！と決めたのかというと
なんのことない、テレビで観たのです（笑）
ただのミーハーです。
フジテレビのにじいろジーンでオアハカの特集が放送された時、
エルネグロが紹介されていたのです。
ぬいぐるみのジーンちゃんがエルネグロを訪れていました。
その映像が頭にインプットされていました。
調べてみると、エルネグロはオアハカで No.1のトラジューダレストランのようです。
ライブもあって、ローカルな雰囲気が楽しめました。
人気レストランだけあって、すぐに満席になっていました。
エルネグロに行くのはタクシーがおすすめ
エルネグロはソカロから１０ブロックくらい。
Google mapで確認すると徒歩15分です。
が、タクシーで行くのがいいと思います。
行きは歩いて、帰りはタクシーで帰ろうなどと思っていたのですが、
ホテルを出た時点で暗くなっていたので、タクシーで行くことに。
ソカロから離れるに従って、人も車もどんどん減っていきます。
途中からは歩いてる人も全く見かけなくなりました。
そして、道がめちゃ暗いのです。
いくらメキシコでも治安がいいと言われているオアハカでも
ここを歩くのは怖いと思います。
帰りは流しのタクシーが通ることはまずなさそうなので、
お店の人にタクシーを呼んでもらってください。
私たちはお会計の時にタクシーをお願いして、
15分くらいは待った気がします。
週末だったのも関係あったのかもしれません。
是非ともタクシーで往復してください。
英語は通じる？
まんぷくが行った時は英語が話せる人は、ひとりいらっしゃいました。
ウェイターさんではなく、セキュリティーの男性です。
すごく親切で、スペイン語が全くわからない私たちのことを気にかけてくださいました。
このお兄さん、ニューヨークで育って、今はオアハカにいるそうです。
私が今まで出会った人の中でダントツで一番美しい瞳を持った人でした。
薄いグレーのような、茶色のような、とにかく吸い込まれそうな瞳でした。
エルネグロに行く方はぜひお兄さんの瞳をチェックしてください。
超イケメンです！（笑）
言葉が通じない時のオーダー方法はこちらに書いた
写真見せ＆指オーダーです！
アルコールは持ち込み？
これは、確認したわけではないのですがエルネグロには
アルコールがないのかもしれません。
当然あるだろうと思ってビールを頼んだのですが、
セキュリティーのお兄さんがウェイターさんに何か言ってました。
どうやら、ビールがないみたいでわざわざ外のお店から買ってきてくれました。
なので、会計はレストラン分とビールが別会計でした。
そして、他のグループお客さんもビールを持参して席についていたので、
アルコール？ビール？の提供をしていないレストランなのかもしれません。
アルコール好きな人は事前にチェックしてくださいね！
どこにあるの？
住 所：Vicente Guerrero 1029, Zona Feb 10 2015, Obrera, 68115
Oaxaca de Juárez, Oax., メキシコ
電話番号：+529512271700
営業時間：13時00分～1時00分
オアハカではぜひ美味しいトラジューダを食べてみてください！
エルネグロに行くなら、セキュリティーのお兄さんの美しい瞳も要チェックです！！（笑）
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